
胃カメラは、口や鼻から細い管状のカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の中の様子を直接確認する検査です。正式には「上部消化管内視鏡検査」と呼ばれています。
胃がんや食道がんを早い段階で見つけるためにとても重要な検査です。食道がんや胃がんの発症リスクが高まり始める40歳以上の方には、定期的に胃カメラ検査を受けることをおすすめしています。
✓ 胃痛、胸痛
✓ 便の色がおかしい(黒っぽい)
✓ 胸やけ・吐き気
✓ 食べ物が飲み込みにくい
✓ 体重減少・腹部膨満
✓ 飲酒習慣がある
✓ 検診で食道・胃・十二指腸などの異常を指摘された
✓ 喫煙習慣がある
✓ 胃がん・食道がん・胃炎
✓ ピロリ菌感染
✓ 胃潰瘍
✓ 胃ポリープ
✓ 逆流性食道炎
✓ 十二指腸潰瘍
✓ 十二指腸ポリープ
✓ 十二指腸がん・喉頭がん・咽頭がんなど
当院の内視鏡システムは富士フィルム社製のELUXEO 8000システムを使用しています。また、メインの内視鏡にはEG-840Nを使用します。先端部が径5.8mmと極めて細く更に高画質細径カメラであり、患者様の状態に応じて鼻からでも口からでも挿入可能です。また、60フレームレート/秒の滑らかな映像が得られます。操作性にも優れており、見落としのない観察に寄与します。食道・胃・十二指腸の処置にはEG-840Tを使用します。先端部径9.8mmの処置用スコープであり、操作性に優れ、画質もよいため、より精密な処置を行うことができます。
また、超音波内視鏡検査にも対応しており、消化管粘膜下腫瘍に対する詳細観察を行うことができます。
総合病院で経験を積んだ日本消化器内視鏡専門医・指導医の資格を持った医師が検査・治療を行います。
鎮静(眠り薬)でうとうとしている間に胃カメラ検査を行うことが可能です。検査後はリカバリー室でゆっくりお休みいただきます。
ご希望の方は受診当日の胃カメラ検査も可能です。午前だけではなく午後でも予約できます。
また、検査日当日に結果を聞くことも可能です。
当院では、土曜日の胃カメラ検査も受け付けています。平日お仕事などでなかなか検査が受けられない方は、ぜひ土曜日の検査をご検討ください。
日本消化器内視鏡学会が推奨する高水準の洗浄機器を導入しています。富士フイルム社製の純正洗浄機を使用し、高コストですが、安全性を最優先にした胃カメラ検査を行っています。また、使用する処置具についても、専用の洗浄機およびオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を用いて、徹底した滅菌を行っています。
検査前日の食事は21時ごろまでに済ませてください。
(午前検査の方)
朝は絶食(水・お茶は可)。薬は朝8時までに服用(糖尿病薬は中止)。
鎮静剤を希望する場合は公共交通機関などで来院してください。
(午後検査の方)
朝は8時までにジュースかゼリーのみ、昼は絶食。薬は朝昼とも服用(昼は12時ごろまでに)。
体調確認後、必要に応じて鎮静剤を点滴。のど(または鼻)の麻酔後、内視鏡を挿入(約7~8分)。
検査終了後に結果説明。(病理検査がある場合は後日説明)。
鎮静剤使用者は30分ほど休憩。
✓ 発熱や体調不良がある場合は、事前に医療機関へご連絡ください
✓ 妊娠中、または妊娠の可能性がある方は、必ず事前にお申し出ください
✓ 血液をさらさらにするお薬を服用中の方は、事前に医師へご相談ください
✓ 薬剤や麻酔などのアレルギーがある方は、必ずお伝えください
✓ 鎮静剤を使用した場合、検査当日は車・バイク・自転車の運転はできません
✓ 検査後に強い腹痛、吐血、黒色便などの症状が出た場合は、速やかにご連絡ください
胃カメラ検査の費用は、保険診療か自由診療かによって大きく異なります。
保険診療では、医師が必要と判断した場合に健康保険が適用され、自己負担は1〜3割です。
何らかの消化器症状がある場合、多くの場合は保険診療が適応されます。
検査のみであれば、3割負担の場合自己負担額は約5,000〜6,000円程度が一般的です。
もし検査中に組織を採取する生検を行った場合は、9,000〜12,000円前後となり、鎮静剤や診察料を含めるとさらに費用がかかることもあります。
一方、自由診療では保険が適用されないため、全額自己負担となります。
費用は観察のみの場合20,000円となります。
個人差はありますが、鎮静剤を使用することで、苦痛を抑えて検査を受けていただくことが可能です。
検査自体は通常7~8分程度です。ただし、検査前の準備や検査後の説明、鎮静剤使用時の休憩時間を含めると、全体で1時間前後かかる場合があります。
鎮静剤を使用した場合、検査当日は車・バイク・自転車の運転はできません。公共交通機関の利用、またはご家族の送迎をお願いします。
検査後は、のどや鼻の麻酔が切れるまで、しばらく飲食を控えていただきます。麻酔が切れた後は、まず水でむせないことを確認し、消化の良いものから少量ずつお召し上がりください。
症状や年齢、これまでの検査結果によって異なります。医師が患者さまの状態に応じて、適切な検査間隔をご案内します。
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