今回は、当院で受診当日の胃カメラをお受け頂く場合の流れについて、説明します。
COKUの予約は、電話とWebで行うことができ、24時間予約に対応しています。
お持ちのスマートフォンやパソコンからも予約ページに進むことができます。
夕食は夜21時までに済ませてください。その他、運動や入浴などに関する活動制限はありません。
当院までの詳細な経路は別のブログにアップしていますので、上記リンクよりお進み下さい。
健康保険証(マイナンバーカード)と、高齢者受給書(お持ちの方)、紹介状(お持ちの方)を持参してください。
初診時の受付票と、問診票をお渡しします。待合室で記入し、書き終わりましたら受付へご提出下さい。
パスワードは待合の机の上の各所に記載しています。
症状について、問診票を確認しながらお話を伺います。必要に応じて胃カメラや腹部エコー、採血、CTなどをお勧めする場合があります。
何か不安や不明な点などがございましたら、診察時にぜひお聞かせください。
検査の流れなどについてお話しし、準備を進めます。
着替えは必須ではありませんが、内視鏡中に使用する薬剤で服が汚れないように、着替えをお勧めしています。
胃の中の泡をとるためのお薬を服用していただきます。
バナナの匂いがする白っぽい水薬で、服用量は小さなコップ一杯です。
鼻から内視鏡を入れる方は、鼻の粘膜を広げる点鼻薬を鼻に投与します。
当院では写真のようなサイズの麻酔薬の入った小さな氷をのどに含んでいただきます。
軽く上を向いてなるべくのどの奥に置いてください。
患者様の誤認防止のため、お名前を確認いたします。
追加の麻酔薬は濃い目の濃度となっており、胃カメラが喉を通過する際のオエっとなる感覚を改善させるために使用する場合があります。
酸素モニターは指に装着します。
鼻の麻酔については、まず麻酔ゼリーを鼻に注入してから、写真のような細いスティックに麻酔薬を塗って挿入し、鼻を慣らしていきます。
検査中は常にモニターを装着し、経過を観察し、異常があればすぐに対応できるような体制を整えています。
リカバリー室でも血圧と血中酸素量のモニターで観察をしていきます。30分から1時間程度の休憩後、目が覚めた段階で着替えをします。
検査画像をみながら、一緒に確認し説明していきます。
以上、胃カメラの基本的な流れをご説明いたしました。
診察時にご不安な点などあれば、お気軽にご質問ください。
西宮敬愛会病院 低侵襲治療部門 消化器内科部長 嶋吉