西宮敬愛会病院COKU 内視鏡センターは2024年4月にスタートしました。開設当初より内視鏡センターでは、患者様に安全・安心で快適な内視鏡検査を提供すること、そして実際に必要な診療や治療について患者様としっかり相談し、ご納得いただいたうえで進めていくことを大切にしながら運営を続けてまいりました。
そのような取り組みの結果として、来院される患者様の数はこの一年で大きく増加し、当施設の強みである質の高い内視鏡診療をより多くの皆様に提供できたことを、大変嬉しく思っております。
また、限られたキャパシティの中でも、できる限り早く診療が行えるよう、予約体制の見直しや検査枠の効率化、スタッフ配置の調整など、運用面での改善にも取り組んでまいりました。これにより、多くの患者様にスムーズに受診していただける環境づくりをさらに進めております。
今後も診療の質を保つことを最優先に、内視鏡診療が患者様のQOL(生活の質)向上に寄与できるよう、技術の研鑽とチーム医療の強化を続けてまいります。
2025年は多くの皆様に支えていただき、心より御礼申し上げます。2026年も安全・安心な医療を第一に、より洗練された技術や診療体制の向上に努めてまいります。
西宮敬愛会病院 低侵襲治療部門 消化器内科部長 嶋吉 章紀