22025年も年の暮れとなりました。西宮敬愛会病院 低侵襲治療部門 COKU 鼠径ヘルニアセンターを開設して、ちょうど2年が経ちました。外科部門では鼠径ヘルニア(脱腸)や胆のう摘出術を中心に診療を行っておりますが、今年も多くの患者様の治療を担当させていただきました。
開院当初は週3日の手術枠で運用しておりましたが、2025年4月より畑医師が加わり、外科医が大塚・三賀森・畑の3名体制となったことで、週5日の手術枠へと拡大しました。現在では月50~60件の手術枠を確保し、お待たせすることなく患者様のご都合に合わせた治療計画を立てることができるようになりました。また、日帰り手術と入院手術のどちらにも対応することで、より多くの患者様のニーズにお応えできていると感じています。
今年は、近隣のクリニックや総合病院の先生方より多くのご紹介を頂き、心より感謝申し上げます。いただいた信頼にお応えできるよう、今後も診療の質をさらに高めてまいります。
また、手術に際して不安を少しでも軽減できるよう、スタッフ全員で相談しながら、さまざまな工夫や対応を行ってきました。手術は誰しもが緊張するものです。「初めての手術で不安だったけれど、スタッフのみんなが優しく声をかけてくれて安心できた」などの温かいお声を頂けたことは、私たちにとって何よりの励みとなりました。さらに今年は、医療関係者(医師・看護師など)の患者様にも多く治療を受けていただき、同業の方からの信頼を頂けたことは大変大きな自信となっております。
2025年は多くの皆様に支えていただき、心より御礼申し上げます。
年末を迎えるにあたり、皆様が健やかに穏やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます。
2026年も安全・安心な医療を第一に、より洗練された技術や診療体制の向上に努めてまいります。今後とも西宮敬愛会病院 COKU をどうぞよろしくお願い申し上げます。
西宮敬愛会病院 低侵襲治療部門 消化器外科部長 三賀森 学