あけましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
また、旧年中、当院に賜りました数々のご厚情とご支援に対しまして、職員一同心より御礼申し上げます。
さて西宮敬愛会病院 低侵襲治療部門 COKU 外科部門は、昨年に引き続き、鼠径ヘルニア(脱腸)、胆のう疾患などの患者様に安全性を重視した環境で手術・治療を行うことを目標としていきます。
また、今年からは消化器外科医・麻酔科医を含めたスタッフが増えますので、更に多くの患者様に治療を提供できればと考えております。
当院では2つの手術室を設けており、ロボット支援手術にも対応できる手術室になっております。
昨年は開設初年ということもあり、手術室1室で手術を行なっておりましたが、今年からは手術室2室を利用し、患者様をお待たせすることなく手術を受けていただけるようにしたいと考えております。
内視鏡部門では、昨年は西宮市近隣にお住まいの患者様を中心に内視鏡診療・治療を受けていただきました。今年は当院の入院できる当院の環境を活用し、少し遠方の方でも安心して内視鏡を安心して受けていただけるようにしていきたいと考えております。
内視鏡診療については、日本で依然増加傾向にある大腸がんを含め消化器がんに対しAIを搭載した最新の内視鏡機器を用いて早期発見に努めてまいります。
内視鏡治療につきましても、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、ポリペクトミー、早期消化器癌などに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行なってまいります。
2025年は、安全性を担保した上で診療規模を拡張し、腹腔鏡手術、内視鏡診療・治療を幅広く行うことで神戸・阪神間の地域医療に貢献していきたいと考えております。
末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。
文責 西宮敬愛会病院 低侵襲治療部門 COKU 主任部長 大塚正久