こんにちは。西宮敬愛会病院 COKU内視鏡センターの看護師です。
日差しが強くなり、夏真っ只中の季節になってきましたが、皆さん体調はいかがでしょうか?
気温の変化も大きく疲れがたまってくる時期かもしれません。
胃の痛みやお腹の張りなど、気になる症状があれば、ぜひ早めの受診をおすすめします。
さて今回は、そんな不調や不安を少しでも和らげたいという想いから、アロマを通じた癒しのご提案です。
あまり耳慣れない方も多いかもしれませんが、サイプレスはヒノキ科の植物で、和名では「イトスギ」とも呼ばれています。
地中海沿岸部を中心に分布し、温暖な地域でよく見られる樹木です。
古くから「天高く昇る聖木」として尊ばれ、寺院などにも植えられてきた歴史があります。
そんなサイプレスの香りは――
個人的にも、サイプレスは“深呼吸したくなるような”すがすがしい香りだと感じています。
アロマテラピーは、香りを吸い込みながら心に染みわたっていくような感覚があります。
私たちはその力を借りて、内視鏡検査を「ただつらいだけの時間」ではなく、少しでも心地よく過ごしていただける時間に変えたいと考えています。
「えっ、もう検査終わったんですか?」
そんなふうに驚かれる方がとても多いんですよ。
COKU内視鏡センターでは、患者さまの不安をなるべく軽くし、リラックスして検査を受けていただけるよう、アロマや照明など環境づくりにも力を入れています。
検査後は30分ほどゆっくりお休みいただいたあと、医師の診察を受けてからご帰宅となります。
アロマは、目に見えないけれど確かな“安心”を与えてくれるツールのひとつです。
サイプレスの香りが、皆さんの気持ちを少しでも軽くし、「来てよかった」と思える検査体験につながれば嬉しいです。
ぜひ、西宮敬愛会病院 COKU内視鏡センターで、アロマとともに心と体を整える検査を体験してみてくださいね。
次回の「内視鏡検査とアロマ」シリーズも、どうぞお楽しみに!