はじめまして。
西宮敬愛会病院COKU内視鏡センター看護部よりブログをお届けします。
まず簡単に自己紹介をさせていただきます。
看護師として20年以上、耳鼻科・泌尿器・消化器内科の病棟で勤務してきました。
そのうち半分以上を内視鏡室で過ごし、内視鏡技師の資格も取得しています。
素晴らしいスタッフに囲まれながら、日々学びを深めてまいりました。
今回ご縁があり、西宮敬愛会病院COKU内視鏡センターで勤務させていただいております。
まるでホテルのような美しい設備と最先端の機器、そして何より素敵なスタッフに囲まれて、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。
私は香りが大好きで、2018年にはアロマ検定1級も取得しました。
実はその年、女優の高橋メアリージュンさんも同じく合格されていたそうです♪
そんな“アロマの力”を、内視鏡検査の現場でも活かせないかと考え、当センターでは検査前後にアロマを取り入れています。
多くの方が、内視鏡検査に対して「痛い」「つらい」というイメージをお持ちです。
少しでも不安や緊張を和らげ、リラックスして検査に臨んでいただけるよう、私たちは香りの力を活用しています。
検査の前に、患者さまにはご自身の洋服から検査着にお着替えいただきます。
その更衣室には、ラベンダーとゼラニウムをブレンドしたアロマを焚いています。
セラミックボールを使用し、やさしく香る程度に調整しています。
更衣の後、私たちは患者さまから検査に関するご希望やこれまでのご経験をお伺いします。
「前回の胃カメラがつらかった」「今回は楽に受けたい」など、大切な声を医師へつなぐことで、より快適な検査へつなげています。
そのお話を伺うのが「リカバリー室」。
ここではオレンジ・スイートのアロマをディフューザーでほんのり香らせています。
オレンジ・スイートには以下のような効果があります:
検査後にリカバリー室でゆっくりとお休みいただく時間が、安心とくつろぎのひとときになりますように。
香りには、心や体に働きかける不思議な力があります。
これからも、内視鏡検査を少しでも快適に、リラックスして受けていただけるよう、アロマの力を取り入れながらさまざまな工夫をしてまいります。
次回の「内視鏡検査とアロマ」シリーズもどうぞお楽しみに!