こんにちは。
西宮敬愛会病院COKU内視鏡センター看護部です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、アロマ検定1級を取得しているスタッフよりお届けする「内視鏡検査とアロマ」シリーズ第2弾です。
最近は湿気も多く、蒸し暑い日が続いていますね。
体がまだ暑さに慣れておらず、なんとなく疲れやすかったり、食欲が落ちていたりしませんか?
そんな季節におすすめしたいアロマが「ローズ」の香りです。
ローズの香りは、ただ心地よいだけではありません。
香りの成分が自律神経に働きかけ、心を落ち着かせたり、リラックス効果を高めてくれるといわれています。
さらに、「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの分泌を促す効果も期待されています。
実はこのローズ精油、とても貴重なもの。
お花が開く直前の早朝に、ひとつひとつ丁寧に摘み取られ、その大量の花びらからほんのわずかしか抽出できないんです。
その特別な香りを、当センターでは午後からの検査の際に使用することが多く、ご来院いただいた方にも大変ご好評をいただいています。
大腸内視鏡検査は、朝からご来院いただき、検査前に下剤を飲んでいただく必要があります。
そのため、午後の検査前にはちょっとした「ご褒美」としてローズの香りを焚いています(私たちの中では“ごほうびアロマ”と呼んでいます♪)。
実際、検査中はほとんどの方がうとうとと眠っていらっしゃいます。
アロマの香りに包まれながら、まるでお昼寝のような感覚で検査が終わる……そんなリラックスできる時間を提供できればと願っています。
香りは記憶や感情と深く結びついています。
少しでも内視鏡検査への不安を和らげ、快適な時間となるよう、これからもさまざまな工夫を取り入れてまいります。
ぜひ、西宮敬愛会病院 COKU内視鏡センターで、アロマとともにリラックスした内視鏡検査を体験してみてくださいね。
次回の「内視鏡とアロマ」シリーズもどうぞお楽しみに!